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AWS SAA-C03 合格&不合格体験記

2025-05-02

不合格→合格までにやったことや学習法、反省点をまとめた体験記

AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA-C03)とは

AWS SAA バッジ

AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA-C03)は、AWS(Amazon Web Services)上でシステムを設計・構築する際に、安全性・信頼性・性能効率・コスト最適化などの観点で「よりよい選択」をできるかを問う資格だ。

単語暗記よりも、「この要件なら何を選ぶ?」という設計の判断が中心になる。
そのぶん問題文が長い。長い。とにかく長い。

この記事では、私が 1回目:680点で不合格 → 2回目:796点で合格 するまでの流れと、やってよかった学習方法をまとめる。


受験した理由

  • AWSを触って個人開発をしていたが、体系的に設計の考え方を整理したかった
  • 仕事で「構成の話」が出たときに、用語と前提が噛み合う状態になりたかった
  • “サービス名は知ってる”から“使い分けの理由が言える”に進みたかった

受験当時のスキルセット

当時の私は、ざっくりこんな感じ。

  • LPICレベル2 取得済み
  • ORACLE MASTER Bronze DBA 取得済み
  • AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)取得済み
  • 実務での開発経験なし
  • 趣味でAWSをインフラ基盤としたWordPressでのWebサイト構築経験あり
  • 前職で AWS Cognito 等の一部サービスに1年以上触れた経験あり(が、設計はほぼ未経験)

一言で言うと、インフラの基礎は触ったことがあるけど、設計で戦えるほどではない状態だった。


資格取得のメリット・デメリット(私の実感)

メリット

  • 仕様(要件)から構成を起こすときの「引き出し」が増える
  • Well-Architectedっぽい観点(運用・安全・コスト)で考える癖がつく
  • 個人開発でも「この設計は後で詰むな…」が早めに見える

デメリット

  • “覚えた気”になりやすい(合格≠実務が回る)
  • サービスの細部は更新されるので、暗記だけだと寿命が短い
  • 長文問題の耐性がないと、学習そのものが苦行になりやすい

試験概要(ざっくり)

  • 形式:選択式(長文シナリオ問題が多い)
  • 難所:要件を読み解いて「一番よい選択」を選ぶ(2択までは絞れても、最後が決めづらい)
  • 体感:時間が意外とギリギリになることがある(読み直しまで含めると余裕が少ない)

用語が気になったら、辞書サイトでサッと引けるようにしておくと楽。
例:https://wa3.i-3-i.info/index.html


使った教材(結論:Ping-t中心でOK)

ネット教材

  • Ping-t:主戦力。基礎→試験レベルまでの導線が良い
  • Udemy:模擬試験(私は3回分)で弱点を刺されるのが助かった
  • AWS Cloud Quest:ハンズオンでネットワーク周りの理解が進んだ

書籍(Kindle)

  • AWS認定資格 ソリューションアーキテクトアソシエイトの教科書(無料で読める時期がある)
  • AWS コスト最適化ガイドブック(セールで購入。実務寄りの視点が増える)

色々触ったけど、最終的に「Ping-tを深く理解して周回」が一番強い。


1回目の受験(680点:不合格)

  • 勉強期間:約3週間(40〜60分/日)
  • スタイル:通勤中+起床時/就寝前の隙間

何をやったか

  • Ping-t:一周した(つもり)
  • Kindle無料本:流し読み
  • Udemy模擬:1回分だけ
  • Cloud Quest/CloudTech:つまみ食い

何が起きたか(心境も含めて)

受験前に他の資格をいくつか一発で通していて、「今回もいけるっしょ」って慢心していた。
でもSAAは 8割以上が事例問題 で、問題文も選択肢も長文。読み疲れだけでHPが削れる。

結果は 680点。合格ライン(目安)に届かなかった。

不合格通知を見た瞬間は自暴自棄。
3分後には「次、どう勝つか」を考えてた。負け方が分かったのは収穫だった。

反省点(敗因)

  • 準備不足:理解が浅いまま突っ込んだ
  • 復習不足:サービスの向き不向きを詰め切れなかった
  • “長文耐性”が足りない:読む体力が削れて判断が雑になる
  • 自宅学習が崩れた:誘惑に負ける(ここは素直に認める)

2回目の受験(796点:合格)

Ping-tの合格体験記としては「2回目で合格」、受験日は 2025/04/28、スコアは 796点
学習期間は 合計約1ヶ月(最初の2週間は基礎問題の周回に寄った)。

  • 追加勉強:約1週間(合計約1ヶ月)
  • スタイル:通勤時間+休日はカフェで1.5〜2時間ガッツリ

リベンジで変えたこと

  • Ping-tの「試験レベル」に正面から向き合う(Well-Architectedの設計判断)
  • 分からない所は、用語の暗記じゃなく“比較表”で理解する
    • 例:ALBとNLB、RDSとAurora、SQSとSNS…みたいに「何が違う?」を言える状態へ
  • “読めない”を潰すために、長文を毎日読む(慣れは正義)

Udemyをどう使ったか

1回目は「タイパ悪い」と感じてUdemyのハンズオン動画を30分で切った。
でも2回目は、**模擬試験(3回分)**だけはちゃんと使った。

  • 「Ping-tで見たことない言い回し」に刺される
  • 苦手分野が可視化される
  • 本番で“見慣れないサービス名”が出てもパニックになりにくい

AWS Cloud Questが効いたところ

ちょうどCLFの再認定が視野に入る時期で、Cloud Questをやった。
ハンズオンで手が動くと、ネットワークや権限周りの理解が進む。
「図として理解できる」状態になるのが大きかった。

直前の感覚(わりと大事)

2回目の直前、Ping-tの解説を読むと、以前は入ってこなかった文章がスラスラ読めて驚いた。
知識が増えたというより、判断の型ができた感じ。

あちこち浮気せずに「Ping-t一本で深掘り」が最適解かもしれない、とこの時に思った。


試験当日の感想(時間配分の話)

2回目も、最後まで時間に余裕があるタイプではなかった。
見直しまで含めると「意外とギリギリ」。なのでおすすめはこれ。

  • 1問ずつ丁寧に読む(焦って読み飛ばすと、選択肢の罠に落ちる)
  • 2択まで絞れたら、要件に戻って「どの制約を満たすか」で決める
  • 時間を使えば解ける問題を落とさない(ここが勝敗)

体感としては、

  • 1回目:2択まで絞れたが自信がない問題が8割くらい → 不合格
  • 2回目:同じ状態の問題が3割くらい → 合格

という差だった。

また、Ping-tに出ないサービス名が本番で出たこともあった。
このときは「知らない=即死」ではなく、要件から外す(要件に合わないなら選ばない)で切り抜けた。


これから受ける人へのアドバイス(私の結論)

  • Ping-tの解説を丁寧に読む(“なぜそれが最適か”まで)
  • 問題文を読んで、頭の中に「構成図」と「課題」と「制約」を描く
  • 学習期間は余裕を持つ(焦ると2回受ける羽目になる)
  • 長文耐性は鍛える(読む体力がそのまま点になる)

日本語のニュアンスが怪しいとき

日本語の言い回しで選択肢が絞れないときがある。
私はそのとき、英語原文で確認して「言葉の揺れ」を減らしていた。
迷いが減るだけで、判断の精度が上がる。


まとめ

AWS SAA(SAA-C03)は、ちゃんと対策すれば合格できる。
でも「覚える」より「比較して選ぶ」が本質なので、浅く広くより 深く理解して周回が強い。

学習の副産物として、Webサービスを見る目が変わった。
「これ、裏でどう構成してるんだろう」と想像できるようになるのは、普通に楽しい。

ひとこと

私は専らAWSが好きだ。
特にAWSアーキテクチャアイコンが可愛くて好きだ(異論は認める)。

この記事が、誰かの助けになれば嬉しい。 (mondai.ping-t.com)